この世には思想というのがありまして
「思想より行動!」みたいな人はそもそも思想に恵まれていますので
まず考え方を見直さないといけない場合があります。
ソクラテスの考え
ソクラテスは善や美、正義といった理念が存在し
それらは絶対的な価値を持つと主張していました。
また、彼は真実を求め、その真実を知ることで人は善を行うようになると信じていました。
ベンサムの考え
一方、ベンサム(Jeremy Bentham)は功利主義の創始者として知られています。
彼の考え方は「最大多数の最大幸福」を基本原則とし、
行為の善悪はそれがもたらす結果、つまり幸福や苦痛の量で評価されるべきだと主張します。
資本主義ゲームではベンサムの方が有利
資本主義ゲームでは残念ながら
みんなが幸せならそれでOKみたいな方が有利です。
なぜなら、人は得や期待にお金を払うからです。
自分がお金を払いたいと思ったらお金を払うのです。
これがソクラテス的な考えだったらどうでしょうか。
「美しく、正しいものが売れるはずだ」ということになります。
よくラーメンの例えを用いますが、
売れているラーメンは職人のラーメンではなく
カップラーメンです。
すぐに安く腹を満たせて、ジャンキーなので脳も喜びます。
ここで健康的なものを追求すると、ソクラテス的になります。
不健康で体に害でも買い手が満足すればそれでいいのです。
ポイントは買い手が満足するということです。
まとめ
みんなハッピーならそれでOK