バランス感覚を絶妙に保つのがトップの責任。
複雑化するとスパゲッティ化するので、その前に紐解いていくのが重要。
「人それぞれ」で済ますのも責任放棄になる。
メンバーの得意な方に合わせて舵を切ると「お前できてねえじゃん」になる可能性があるし、自分の得意な方に合わせてもらおうと舵を切ると「勝手に進めんな」になる可能性がある。
これを防ぐには、全員に納得してもらえる方針を伝える「伝達力と人間力」が必要。
結局、組織やチームでのあらゆる問題は「経営者の実力不足」で全てが説明できるので、常に謙虚な姿勢であることが解決や成長に繋がる。ひとりではない場合の「決断」の難しさを考えさせられる。
「統制」と「自由」のジレンマ
統率に偏ると多様性がなくなり、個人に最適化しすぎるのとチームである必要がなくなる。
「決断」と「協調」のジレンマ
決断は時に個人の状況や感情を無視することになり、協調はスピードが落ちたり、決断への責任感が減ったりする。「社会的に手抜き」というやつだ。
「生産性」と「教育」のジレンマ
教育が充実すると全体の生産性が向上する一方で、教育にかかる時間やリソースが生産性を妨げる場合もある。
「権威移譲」と「責任転嫁」のジレンマ
権威移譲を行い、誰がどの決断を行うのか責任の範囲が不明瞭になると、責任転嫁が起こりやすくなる。