「ニューロモルフィック・コンピューティング」とは難しい言葉だけど、
これは「人間の脳みたいに考えるコンピュータ」を作るための特別な技術のことを指しています。
君がお友達と遊んでいて、ボールを投げられたら、
それをすぐにキャッチできるよね?それは君の脳がボールの速さや方向をすごく速く計算して、
手をどこに動かせばボールをキャッチできるかを教えてくれるからなんです。
でも、普通のコンピュータはその計算をするのがとても時間がかかります。
だから、人間の脳のように早く、効率よく考えるコンピュータを作ろうと、
科学者たちは「ニューロモルフィック・コンピューティング」を開発しています。
人間の脳は、特別な部品(これを「ニューロン」と呼ぶよ)がたくさんつながって作られていて、
それが一緒に働いて色々なことを考えることができます。
ニューロモルフィック・コンピューティングも、
そのニューロンを真似て、コンピュータが人間の脳のように考えられるようにしようとしています。
でも、まだまだ研究中の技術なので、
これからどんなすごいコンピュータが作られるかは、科学者たちもわくわくして待っているところなんです。