研究とファイナンスの二刀流経営

筆者自身、伝達手段として、音楽、映画、本が自分の周りでも共通の話題として取り上げられることが多いですが、

多くの場合、ギャンブルになりがちで、何か伝達手段を絞る必要があると感じます。

親しみやすいのは、漫画やアニメになります。

ドラゴンボールの作家、鳥山明の死は世界中で惜しまれる結果となり

日本の「漫画」文化の重要性を再認識させられました。

しかしながら、得意ではないため、諦めざるを得ませんでした。

何で伝達していくかを考えた時に、研究も経営も執筆と対話が重要であると考えたため、言語能力を磨くのが、一番です。

しかしながら、文字が読まれなくなった昨今、やはり重要なのは動画で伝えることでしょう。

プレゼン、講義、対話での、伝達手法が研究と経営の両輪を回すのに必要になるはずです。

言語は「国語」だけでなく、「数字」や「外国語」もそれに含まれます。

これからは「プロンプト」も含まれるでしょう。

研究と経営の二刀流を実現する場合は、特に「数学」に強ければなりません。

研究とファイナンスの二刀流経営には「数学」という言語を使えることが一番のレバレッジになります。シミュレーションや構造化を簡単に行えるためです。

しかし、伝達において日常的に数式を持ち出す人はいるでしょうか。いませんよね。なぜなら「面白みがない」からです。アウトプットの向こう側には必ず人がいます。そのため、「国語」や「英語」という言語能力が必要になります。AIの分野でLLMという大規模言語モデルが発展した現代においては、「プロンプト(呪文力)」も加えられるかもしれません。

・研究機関に論文を持ち出すとき

・金融機関から資金調達を行うとき

・お客様にサービスを提供するとき

・思い通りの生成AIの成果物を出すとき

抽象化すれば、すべて「言語能力」になります。

更に、科学とビジネスの世界で日常的に行われるものとして「講義・プレゼン・対話・議論・資料作成など」があげられます。これらも抽象化すれば「言語能力」になります。

しかし、「言語能力」だけでは抽象的すぎます。

それを、具体化するために、社会実装するために、実行するために、

個人の原体験やインスピレーション、需要からくる「専門性」を発揮することが重要です。